エンタメだけで英語を勉強しよう!

好きな物と英語が結び付けば、英語は覚えられる! ということで、好きなエンタメに関したネット記事・動画等を取り上げて英語を一緒に勉強したいと思います。

トム・ホランド BBCインタビュー Kids Ask Difficult Questions

このやりとりが面白かったのでこれをピックアップ

www.youtube.com

まずは、このコーナーの趣旨を説明。
ホストが聞けない質問を子供たちが聞く的な説明ですかね。
答えを拒否したら子供嫌いと認定されると笑

質問:セットから何か物をスタジオに内緒で盗んだことはあるか
トム:毎回何かしら盗んでるよ。
   家はスタジオの品でいっぱいだよ。トニースタークのサングラス、スパイダーマンのウェブシューターとか
   マーベルには黙ってたけど、もうこれで分かっちゃったね。
(ホスト):トム・ホランド博物館だね。

トム:スパイダーマンのスーツも一度試そうとしたけど、さすがにこれを着て外に出るのは難しすぎたね。
ホスト:パジャマって言っても通じないしね。何かトラブルにはならなかったの?
トム:いや、そんなことは・・
ホスト:その様子からして怪しいわね笑

質問:歯磨きをするときにスパイダーマンのクモの糸がひっかからないの?
トム:えーっと君はスタッフォードからって言ったっけ。そうだ、そういえばスタッフォードといえば子供のビデオ見たかな。
   すごいかわいいよね。
   えーっと質問の答えだけどウェブシューターを装置してるかによるけど、そうだね、引っかかるね。
   取るのに3時間かかるね。
ホスト:えーっ、それじゃ一日歯磨きに9時間かかるね。
トム:そうだね。でも歯磨きは大事だから。

質問:僕は家族とよくチェスをするんだけど、質問は人生で最大の後悔はなんですか?
トム:おおおーーーっすごい質問だね。それはこのインタビューを受けた出たことだね。
   というのは冗談で、本当に後悔したのはダンスをやめちゃったことだね。
   ビリー・エリオットに出てたときは毎日6時間、3年間練習して結構いいレベルまで行ったんだけどね。
   もうクラブにも行かないし。でも最大の後悔はダンスを辞めたことだね。
ホスト:踊りってどういうスタイルの踊りが得意?
トム:タップダンスが一番得意かな。

質問:最後に叱られたのはいつで、それは何でですか? (told off =叱られる)
トム:家族だね。しょっちゅう叱られるよ。前にゴルフコースで自分が怒ったときに父さんに叱られたけど、こっそり父さんが
   ゴルフクラブにあたってるところをビデオに撮ったんだよ。これは面白くて、もう僕のことは叱れないね。

質問:アベンジャーズのキャストで二人砂漠の島に連れていくとしたら誰
トム:クリス・ヘムズワーズだね。オーストラリア出身だから砂漠の島で生きる術を持ってそう
   彼がいれば僕は何もしなくて大丈夫そうだ。
   二人目は・・・・
ホスト:一人目はすぐに思いついたのにね
トム:そうだね、二人目は・・必要かな。。クリスが全部やってくれるのに二人目いるかな。。
   いや、いた。ディブ・バティスタだ。ノリがいいからね。
ホスト:クリスがいるのにね。
トム:野獣が二人になるね笑

質問:ロバートダウニーJrの悪い習慣は?
トム:彼は完璧だよ。遅刻しないし、セリフも覚えてるしみんなの名前も覚えてるしパーフェクトだよ。
ホスト:みんなの名前覚えてるのはすごいね
トム:耳に何か周りの人の名前を教えるものがあるようにしか思えないよね「彼はシャーロットだよ」みたいに

質問:ハリウッドで一番ガッカリした人は誰ですか
ホスト:これはストレートだね!我々は聞けないけど、彼は聞いても大丈夫だ!
トム:いるけど、ラジオじゃ言えないよ
ホスト:何でかだけでも言えない?
トム:ダメっ!これはキツイ質問だな・・ごめん、言えない
ホスト:じゃあ、代わりに僕が。前にマイケル・ウィンストンと仕事をしたときに「今日はサウンドエフェクトの仕事はしないよ」って言われてガッカリしたね
トム:これでこの質問は大丈夫?ああ、助かった。
ホスト:でも、質問に答えなかったから、あなたは子供嫌いということになっちゃったよ


子供の質問はストレートで面白いですね笑
個人的には質問が画面で文章じゃなくて、単語が何度か表示されるので、リスニングの勉強にもいいんじゃないかと思います。
しかし、トム・ホランド結構早口ですね。これ初心者にはちょっと難しいかもですね。

Kids Ask Difficult Questions (BBC):もっと続いて欲しいインタビュー動画

色々とハリウッドスターのインタビュー動画見ていて、これは結構英語の勉強には楽しい教材になるなと思ったので紹介。

www.youtube.com

BBCラジオがやっているコーナーで子供の視聴者からハリウッドスターに質問をするというコーナー。
トム・ホランド以降1年近く更新ないようですが、結構子供の質問も面白くて笑ってしまった。


トム・ホランドに対して「何か映画のセットから盗んだ物はあるか」
ジム・キャリーに対して「共演した人で一番つまらなかった人は誰か」=>そしてそれに答えているという笑

子供10歳前後の子供なのでもっと簡単な英語かと思いきや、それなりに高校生レベルの英語使ってるかなという印象。
動画もそれぞれ7分程度なので、長さ的にも丁度いいですね。

ってか、このBBCチャンネル自体結構いい動画多そうだぞ??

Stevie Wonder, Martin Luther King Jrへのメッセージ

Stevie WonderがMLKへのメッセージをアップしています。

このABCニュースのウェブだと英語字幕も載ってるので分かりやすいですね。
ゆっくり、丁寧に本人も喋っているので、聞きやすいです。
これも、英検準2級レベルで大体は分かるかと。

fb.watch

アメリカの人ってよく”You are my inspiration(あなたは私のインスピレーション”という言い方しますね。
「あなたの生き方に刺激され、数々の愛、希望、モチベーションの歌を作れました」と言ってますね。
この後に出てくる”Push the needle o love and equality forward"はレコードの針に例えて、速度を上げるという意味ですね。
なので、「愛と平等を加速させてくれた」って感じですかね。

ただ、その針は実際は動いていない=差別がなくならないと嘆いていますね。
あなたの記念日ができて36年経つものの、全然差別がなくならない=Black Lives Matterに触れています。”Yet you would not believe the lack of progress"という言い方がそれですね。
この後は同じ意味のことを繰り返して発言。「嘘と現実にうんざり」「神を都合よく使わないで欲しい」等

この後の1:15以降普段使わない言葉が続きます。
Deceit:欺瞞
reconsile:調整する
deeds:証明
righteous:正義
「嘘で固められ、真実が伝えられないのにはうんざり。この国は我々の言葉や証明したことを受け止めなければいけない」
「この400年間同じことの繰り返し」
嘘ばかりで、真実が何も語られないまま歴史が繰り返されてきたと訴えています。

2:05以降の単語はこんな感じ

declare :宣言
absolute:絶対 *よく口語で言う”Absolutely"(もちろん、絶対)の名詞
基本的にここまでは同じ内容の繰り返し

2:40からはバイデン大統領への期待の言葉に。
"I'm calling on President Biden" =バイデン大統領に呼びかける

このあたりは政治関係で使う用語ですね。
validate:検証
reconciliation:和解
senate:上院

バイデン大統領にしっかり真実を見極め、検証しこの問題の解決、または和解を呼び掛けています。

若干重い内容なので、今日はここまでで・・

Keith Richards 2020/12 Classic Rock誌インタビュー

Classic Rock誌のウェブに掲載されたキースのインタビューです。

基本的にはそこまで難しくない英語ですね。英検準2級レベルで読めそうです。

www.loudersound.com

訳はこんな感じ。

今年、世界はまったく違うものとなった。それはあなたが平均的なジョーさんだろうが世界的なロックの神であろうとその影響を受けた。

最新号のClassic Rockのためにキース・リチャーズと話し、ギターの習慣がこのロックダウンを強いられた2020年に変わったかを聞いた。
*普段見ない単語:Rituals =儀式

ロックダウン前の儀式を続けたのか、それとも我々と同様テレビと共に過ごしたのか。
”実際は、これ(ギター)が俺の椅子の隣にあって、弾いたりするよ”と彼は言う。
”でも、一日のうち少々の時間突然ギターを手にして何か思いつくことはあるよ”
”座りながら曲を書くね。それは曲の一部だったり土台だったりを少しだけね”

↓↓ここは見慣れない言葉が多いですね。
”Whether it’s office life taking place via Zoom, kids learning fractions from kitchen table or simply waiting on furlough,
this year, we’ve all been sailing on the same dubious waters – and yes, the story's the same for the world’s rockstars too. ”

Fractions:分数
Furlough:一時解雇
Dubious :疑わしい

文章としては「オフィス生活がZOOM経由(テレワーク)になったり、子供が分数を台所のテーブルで受けたり、人によっては一時休暇を待っていたり
と、みんな不安定な水の上を航海している。それは、世界的ロックスターも一緒」という感じ。
「みんな生活が変わって不安定な気持ちで過ごしてて、それは一般人だってキースだって一緒」ってことですね。

”このこと皆と同じで俺にも結構な影響さ。みんなこの中にいて、大体は家族は少しの友人と過ごしてるさ、他のみんなと一緒でさ。
いつになったらここから抜け出せるのかって思うよ。とりあえずは、厳しい冬になりそうだな”

将来のライブ音楽が何かに代わるかを話すと、リチャーズは”今のところ、他のアイデア(=Plan B:バックアップ的なもの)は思いつかないね”
”多分これは全て「これをとっとと終わりにしようぜ。こんなの皆を離れ離れにさせるもので、俺たち(バンド)は一緒にやりたいのさ」っていうのが
基本にあるからそう思うんだろうな”

早く世界中でコンサートが開催されて欲しいですね・・

Paul McCartney クリスロックとのインタビュー(2020年12月 マッカートニー3リリース時)

今回はポール・マッカートニーYouTubeチャンネルにアップされた
クリス・ロックとのインタビュー動画をピックアップ。

www.youtube.com

やりとりとしてはこんな感じです。(最後力尽きてきて、少々端折ってます笑)
ポール「やぁ、今アメリカはどんな感じだい?」
クリス「みんなあなたの新作を待ってるさ。アメリカ中がそうなってるよ」
*General Consensusなんて言い方して「民意」的な言い方なのが面白い

クリス「あなたがアルバムを作るとき、入り切らない曲も多いよね。12曲入ってたとして、20曲は作ってるでしょ」
ポール「そうだね。特に今回はアルバムを作るつもりがなくて、作っていたら多めにできたってところだね。」
    
クリス「中にはこの世に出したくないってのもあるんじゃない?」
ポール「そうだね、そういうのはあるね。周りから他にないの?って言われるよ。
    そういうのは、後になってボーナストラックって感じになっちゃうね。
    前にビートルズアンソロジーをやってたとき、ジョージとアルバムのタイトルは
    ”Scraping the Bottom of the barrel (樽の底をスクラップする)”にでもするかなんて言ってたよ」

クリス「メタルとかラップとかはやろうとは思わないの?」
ポール「考えることはあるけど、結局”ポール、そんなのはやめろ”って自分に言い聞かせてるよ
    ただ、ある曲を書いてる時、とてもビートルズっぽくなったとき、”このまま進めるか?ビートルズになるぞ”
    自分に問いかけて”まぁ、そのまま書きな”って自分の中で軽い議論をして進めたのがあるね。
    それが今回のアルバムでは”Seize the Day"だ。すごくビートルズっぽいんだ。もう解散したんだけどね」
クリス「Allegedly(”そう聞いてる”、”そうみたいだね”的な言い方なのが面白い)」
ポール「だろう。でも人には”自分のやってることを尊重しないと”って言ってるよ。それが自分の曲の書き方が。
    ちょっとビートルズっぽいかな(Beatl-y)と思ったら、もうLet it be(なすがまま)だよ」
クリス「Beatl-yって次のアルバムのタイトルに最高だね。すっごい売れそうだ!」

クリス「今まで他にもミュージシャンと付き合いがあるけど、あなたが一番耳がいいね。
    他の60歳過ぎた人の中には耳の遠い人もいる」
ポール「ずっと周りでデカい音出してたらそうなる人もいるよ。自分も昔はでっかい6フィート(180cm強)の
    スピーカーをフルボリュームで鳴らしてたしね」   

クリス「今回のアルバムで個人的に好きな曲はなんだい?」
ポール「Woman and Wivesだね。弾いて聞かせてあげよう」
*ここで一部を引き語り

クリス「あなたは女性で悪い経験はあまりないね」
ポール「うーん、どうだろうね。」
クリス「アーティスト的に、女性はたくさんのマテリアルをくれるよね」
ポール「そうだね、まぁ離婚とかのことを話すと・・何時間も話すことになるね」

クリス「昔の自分の曲を聴くことはあるかな。
    聴いてて”ああ、あの時はハッピーだったな”。とか、”うわっ、あの時は最悪だった”とか思い出す?」
ポール「あるよ。いくつかの曲を書いたときはすごい幸せな気分だったのを覚えてるよ。
    逆に曲によっては当時抱えてた問題を表してるよね。」
    「ビートルズ初期の”And I Love Her"なんかはハッピーな気分で書いたね。あとは”Can’t Buy Me Love" "Lady Madonna"かな」
    「その反対で”Yesterday"とかね。良く言うのを聞くんだ「人は悲しい曲が好きだ」って。  
     それでYesterdayとかの詩を書いてるときに”そうだな、こういうのが人が好きな悲しい曲かもな”って思う」

クリス「これは音楽とはまったく関係ない質問だけど・・年上の人に聞く機会がない内容で。
    僕の父も30年前に亡くなってしまったので、年上の方への質問ということでいいかな・・」
ポール「いいよ」
クリス「あなたはポール・マッカートニーだ。まぁ・・変な質問だけど・・あなたからお金を借りた人の何%くらいの人が
    ちゃんとお金を返してるかな?3%とか??」
ポール「おおー、聞くねー。30%とかかなぁ。」
クリス「30% !?それはすごい」
ポール「まぁ、なかなか良いよ。その様子だと君はもっと成績が悪そうだね」
クリス「僕は・・4%くらいかな。。まぁ、いいんだ返して欲しいわけじゃない」
ポール「いいじゃないか、ばら撒いちゃえ」

クリス「あなたは偉大な愛の作家の一人だ。あなたの愛や結婚への見解が知りたい。
    僕の精神科医(Shrink)が落ち着くように言ってる・・よし聞きます。あなたが初めて女性に会う時
    ビートルズっぽさを抑えますか。例えば”最初の数回のデートはマックだ。いきなり惚れさせたくないからね”みたいな」
ポール「いやー、最初から攻めるね。刺激的に行くさ(Blow mind)」

クリス「あなたがビートルズの頃”年をとってる”とはどういうものだったかな。」
ポール「ティーンエイジャーの頃ジョンはアートスクールにいて、僕とジョージはグラマースクールにいた。
    当時ランチの時にジョンのところへ行ってたんだけど。当時24歳くらいの人がいて可哀相に思ったよ。
    ”うわっ、この年になったらやばいな”と思ったね。24歳は当時の自分には良く見えなかったね」
クリス「今でもそう思う?それとも、気が変わって100歳まで生きるぞって感じかな?」
ポール「そうだね。100歳まで生きるつもりだよ。前は100歳になったら女王から電報がもらえるんだけど、
    もう電報じゃなくてE-mailかな。でも、僕が100歳になったら女王は120だ。さぁ、どうなるかな。」

普通のインタビューでは聞かないような話もあって楽しかったですね。
英語もそこまで難しくなく、英語字幕もあるので、分かりやすかったんじゃないでしょうか。
個人的には途中のBeatl-yとかの会話がユーモアのセンスがあって面白かったですね。