本記事の翻訳その2です。
途中流れの悪いところで途切れましたが、ワイノズのメンバーを語るところで、
Sarah Dashさんについて語るところから。
メンバーとのエピソードや、その後レコードに対する想いを語っていて、興味深い内容でした。
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*Sarah Dashさんもいますね!歌も素晴らしい!当日は風邪をひいていたとか
キース:そう。すごいよね。
*ストーンズっぽくしたくないという自分に言ってたようですが、Time Is on My Sideはまさに成功しましたね。まったく別物にした
キース:元々女性が歌う曲だったからね、Irma Thomas。うちにはSarah Dashがいて、あの曲はやったことあるし。
やるにはいい機会をくれたね。
*どうやって彼女と再会を?1960年代にストーンズがPatti Labellet's group(Sarahが所属していた)とツアーして以来です。
キース:65年くらいだったかな。彼女は夏休みの間参加が許されてたんだ。その時に出会って。当時"Inch"って呼ばれてた。
その後Steve Jordanがワイノズをやるときに”女性が必要だ”ということで彼女の名前が出た。
*彼女はこのアルバムにおいては天からの恩恵ですね。このバンドに加えて彼女の存在は完璧
キース:ああ、まさに黄金の機会だ。運を使い切っちゃって次の人生はひどいものになるかもな笑
*このアルバムがVinylでリリースされるのは初めてです。そして、あなたはレコードコレクターだ。
フォーマットとしてレコードが復活していることについては驚いてますか
キース:いや、驚いてない。同時に勇気づけられるよ。いつも本当に音が分かってる奴はデジタルシンセサイザーの音に一生だまされないと思ってたよ。
必ずレコードは復活すると。もう20年くらい思ってたな。だから嬉しいよ。いい耳を持って本当の音が分かる奴が何百万といるってことさ。
*そうですね、このアルバムをダウンロードやストリーミングしただけでは例えばSarah DashのTime Is on My Sideについての話など知れないでしょう。
インナーノートを見てこういったことも分かる。
キース:そうだね。仕方ないさ。みんな中古の物を売ってる。つまり、売るためには色々とあるのさ。欲のようなよくある理由さ。
でも、これから物の分かる洞察力のある人がどんどん増えてくるさ。だから勇気づけられるね。
*この雑誌の読者のほとんどはレコードコレクターであなたはこのフォーマット、歴史(特にブルース)についての
大きなサポーターということを知っています。一方で中にはあなたがARC(Archive of Contemporary Music)の看板アドバイザーであり
ブルースのレコードコレクションを精選しています。どのようにそうなったのですか。
キース:声がかかって、ブルースとVinylの話だったから、乗ったのさ。聞くまでもないさ。
Vinylが人気なのが嬉しいのさ。ドラムをキーボードで演奏しようとするようなゴミは聞きたくないからな。
*何か探してるレコードは?
キース:ないさ、聞いてみるまでどんなものか分からないしな。
*あなたがほとんど歴史的に失われた物を保護されているのは本当に素晴らしい。このような古いレコードを。
キース:すごいよ。当たり前のようなほとんどのもの・・それが俺たちさ。人類と呼ばれていて、何をそんなに急ぐのか分からない
*Record Store dayはVinylフォーマットをメインストリームに復活されるのに本当に貢献しています。
あなたはいくつか出していますね。"Run Rudlph Run", "Hate it when you leave"(Bメンの"Key to the highway"はこれまでMain Offenderの日本盤限定だった)
キース:Key To The Highway,そうだね。あれは埋もれた古典の一つでJohnnie Johnsonと一緒にやったやつだね。
急に出てビックリしたろ笑(I'm doing blitz,=急襲したという言い方。いきなり未発表だったのを出したのをそう表現していると思われる)
*まだレコード屋に行くことはありますか
キース:ほとんどないね、特に今年は。まぁ、行きたいよね。ちょっと覗きにね。
どういう物があるか見にね。あとは、もちろんレコード屋まだ開いてるかも見にね。
この状況を乗り越えてみんな生き残ってて欲しいね。
*Winosのメンバーがまた集まるのをみたいですね。普通だったらこのレコードを引っ提げてツアーじゃないですか。
キース:それに乾杯しよう!